「――だがね、足を洗ったために、僕はどうにか今日まで生きてこれたよ」

ふと思い立って昔の知人に電話をしました。

ある場所で良く一緒に居た方なのですが、会わなくなってから7年目の消息は予想していた以上に
大変な状況に置かれていました。諦観していると言う単語が連想されるような。

同じ問題をお持ちの方でしたので自助グループの存在と依存症を直すつもりではなく
お茶を飲みに来るつもりで行けば良いのですよと手短に話してまた電話する旨を伝えました。

いやむしろ又電話しても良いかお願いをしたのですよ。

あのギャンブル場の喧騒の中で生きていた方々のその後はなかなか知る機会はありません。
離れてゆくのを前提として人間関係を育んでいたので再会するのはまれなのはわかりますが、
それでもまた会いたい人やどうしているのか気になる人がいるのは確かです。

麻雀放浪記の最後の場面を連想するのは自分の過去を勝手に美化しているのが
丸見えでもうじき51才になるのに中二病のようでお恥ずかしい限りですが、
お互いが本名も職業も良く分からないまま気が付けば世間話をしたり、
一緒に食事をしたり時には飲みに行く不思議な集団でしたが、共通するのは
ゲーム機賭博を愛好して、夜な夜な薄暗い空間に集っていた事でした。

これだけ狭い街でまた会わないのも奇妙な話なのかもしれませんが、
会って何を話すのかというと話す事も思いつきません。ただあの頃は
面白かったなと言えたら良いなぁ。でもやけぼっくいに火が付いて
問題が再発して叩きの田中さんがまた復活しましたよと
巷のゲーム喫茶を軒並みうろうろし始めるようじゃ嫌だなと。
最近会わなかったじゃんと言われて借金返していたんだよとか言ったりして。
まぁそうなったらあの人って生きているのかなぁと心配されるのかもしれませんが。

ところで

本名と素性の良く分からない人と居るのはその当時からだったんだなぁw
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Author:ヒロ
ギャンブル依存症のヒロです。ハイヤーパワーと共に新しい生き方を学んでいます。

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