冬の法面での話し

私は勤勉な人間ではなく、どちらかと言えば怠け者なんですが、
何故か仕事ばかりしています。家に居ると同居人に怒られる訳ではなく、
まぁ邪魔がられるのはたしかですが、なかなか休みません。病気の一種かw

それでお金持ちなのかというとそうでもなく、食べ物の類は割引のシールが
貼ってある物を食し、それも好みではないものでも半額であれば買う習性があり、
たまに外しに外しまくっていつもは絶対に食べそうに無い菓子パンで
一日を過ごしてしまう日も残念ながらあります。甘食が朝と昼とかw 

さてこの特技に近くなってしまったダブルワーク、最近は一号さん、二号さんに加えて
三号さんまで出てきまして一号さんは一万円、二号さんは七千円、三号さんは
五千円をくれまして、一号さんは同居人さんに全て献上して二号さんと三号さんの
稼ぎがまぁいわゆるお小遣い。それを元手に日々の生活をしている訳です。

なんでこんな事が出来るようになったか思い返すとこれは
長い長いギャンブル依存症生活の賜物でして、登録型の日雇いは
気が付けば10年選手、その前の諸々を加えるとセールスマンを止してから
20年ぐらいは本業以外にこそこそと何かしている訳です。

だから強迫的ギャンブラーのみなさんは回復が軌道に乗ったら
どうぞ死ぬほど働いてください。死にませんからw

さて今年の冬の事でした。二号さんから手配されたのはある山の中の
法面の上で雪かきをする仕事でした。5メーターぐらいは有ったと思う。
脚立に乗ったり足場の上に居たりする機会が割りと有るのですが、
実は高いところが苦手でして、それも雪が降って足場が猛烈に悪いなか、
下を見ないようにして黙々と雪かきをしたのでした。斜面に張り付いて、
1メーターぐらいの幅の平地の中で仕事をしている最中、元請の人たちが
何も不平不満を言わず、雪と格闘しているので自分も慣れないながらも
半分やけくそになって雪をかいて下に放り投げるのを繰り返したのでした。

途中で頭の中に浮かんできたのがなんで俺?つー自己中心的な考えでした、
他に若い人も体力もある人が居るのに何で俺?つー民度の低そうな不平不満。
もう頭グルグルですよ、でもみんな文句も言わず雪を放り投げているので、
逃げるわけに行かないし、ついでにリーダーで来ちゃっているので、
連れて来たスタッフの手前自堕落な態度も出来ない。うーん、むーんと
密かに思い悩みながらも雪をもくもくと放り投げ続けるのでした。

途中の休憩である事に気が付きました。もしかして誰も行きたがらないから
逆に振られたんだろうって。ここを乗り切る事が出来たらこの人目につかない
環境で仕事が出来るのであろうと。本業の隙間しか来れない自分にとっては
毎週来れるのは悪い事ばかりではないだろうと。ふと思いました。

これってハイヤーパワーの計画なんでしょう。こんな俗っぽい事ですが。

あとで聞いた話ですが、確かに行きたがらない人が多い現場だそうです。
土木だし相場より日当が良くないし高所作業はあるし不人気傾向らしいです。
でも自分を行かしたのはきっとどうにかしてくれるだろうと言う期待が
あったらしく、別に罰ゲームとか本業の兼ね合いでNG現場が多いのに
対するペナルティでは無かったそうです。笑い話ですが本当はそうだと思いましたがw

他人の考えに乗ってみる。これが自分には難しかった。今も難しいけど。
どうしても自分の考えに固執したがる。これが自分の病気らしい所なんですね。
つながる前は気付きもしなかった面倒くささが周りの人との軋轢を起こしたんでしょう。

そしてギャンブルが必要になった。今はまともかと思うと案外そうでも無いかもしれない。
だとすればどうすればと言うと、この欠点が取り除かれるよう願い祈り行動する事なんでしょうね。



先日長靴にこびり付いたセメントを落としながら思い出しました。
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Author:ヒロ
ギャンブル依存症のヒロです。ハイヤーパワーと共に新しい生き方を学んでいます。

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