他人がどうなろうと俺は苦しいんだからどうにかしてくれと思っていた



ギャンブルに支配されていた頃は頻繁に死にたいと思っていました。

負けが込んで徹底的に叩きのめされて迎えた翌朝とか、
冷静になって借金の返済を考えたときとか、
何か些細な事が原因で家族や他人といさかい事があった時とか、
何ヶ月かに一度が一月に何回かになり、一週間に何回かになり、
一日に何回かになって行きましたが、思い切る事は出来ませんでした。

自殺すれば楽になるとか、自殺すれば悲しんでくれるでしょうとか、
溜まりに溜まった他人への不満のあてつけと自己憐憫の表現の為に
死のうとしていたので本気でしちゃうまでは出来なかったのでしょう。
でも死ぬ事に対して憧れのような物はありました。

死ぬ事で逃げ出すのが出来ないからギャンブルに耽っていたと言うと
非常に都合のよい話ですが借金だの家族関係だの色々とぐちゃぐちゃに
こんがらがっていて現実を生きてゆくには瞬間的に気分を変えてくれる
おまじないが必要だったと思います。そのおまじないが自分の場合は
ギャンブルでありまして他にお酒とかシンナーとかも手近にありましたが、
一番高揚感を得る事が出来たので長い間一緒に連れ立って生きていました。

生きていたくても生きれない人が居るのだからちゃんとすべきだと
友人から酔いくたびれた中の青臭い議論で若い頃に言われましたが、
他人がどうなろうと俺は苦しいんだからどうにかしてくれと思っていました。
俺は苦しいとか俺は寂しいとか苦しすぎてどうしようもないのに
そんな道徳染みた事を押し付けられても頭に来るだけだと。

一生懸命やれとか一つに打ち込めとかこんなに懸命にやっているのに
これ以上どうすれば良いのかと、ふざけんなと言いたかったんですね。
結局何だったのかなぁ。世の中に対してどう思っていたのかな。
自分好みじゃないと気に入らないとかさぁ。自分が全てを知っていないと
気に食わないとかさぁ。上手く行かないから腹いせに死んじゃえって
感じかな。すごく馬鹿げていて子供っぽくて恥ずかしいんだけど。

駄々をこねている子供みたいですね、この年までそれなりに
社会で生きて来る事が出来たのは運が良かったからでしょう(笑)
もしギャンブルが無かったとか他に依存するものが無ければ、
どうしていたんでしょうね。良くて精神病、悪くて犯罪者とか。
自分は依存症で良かったです。その意味では運が良かった。
非常に幸運だ。出口が全然無い病気では無くて本当に良かったなぁ。

ただ止めているだけじゃ辛いのは事実ですけどね。
出口はあります。全部に効く訳じゃないですが。
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Author:ヒロ
ギャンブル依存症のヒロです。ハイヤーパワーと共に新しい生き方を学んでいます。

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