Mさんの話



何年か前の話ですが某ファストフード店でアルバイトしていた事が
あります。昼間はセールスドライバー。夜はそのお店の閉店要員として
働かせて頂いていました。強迫的ギャンブラー特有の異常な勤勉さで
昼と夜の二重生活をギャンブルを維持する為にこなしておりました。

ちょっとメンタルが弱そうな女の子が在籍していたのですが、
あるきっかけで急速に仲良くなってすぐに疎遠になりました。
その後何年か経って新聞の死亡記事にその子の訃報を見つけるのですが、
不思議と哀しさはあまり感じなかったように思います。

処方薬でヨレヨレになっていた彼女ですが時々素面な時もあって、
何を読んだとかこれは読んでみてとか本の話が共通の話題でして
それを頼りに会話していた記憶があります。

なんでこんな事書き出したのかよく分かりません。
実際にあって謝りたくてももう記憶の中だけの人です。
彼女のナイーブさと冷たい手の感触、腰の無い髪の毛。
断片的に覚えている所が年々少なくなって行くのは確かです。

惚れっぽい方ですがもてないのが幸いして大きなトラブルは
女性関係では起きていないのですが時々自分の伴侶について
考え込む時もありました。もっと別の人生があったのではないか。
もっと別の人となら幸せじゃなかったのか。

今はそんな風に悩むのかと言えば全く無いという訳じゃないです。
でも今のボチボチした感じはまぁ悪くは無いです。
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Author:ヒロ
ギャンブル依存症のヒロです。ハイヤーパワーと共に新しい生き方を学んでいます。

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